Rails Learning

🎯 この項の目的

「URLを開いたときに、Railsの中で“最初に何が起きているか”」を理解する
「ルーティング＝処理の入口」という感覚を掴む

🏢 1. ルーティングは“受付カウンター”

Railsのルーティングは、アプリの受付カウンターのような存在です。

たとえば、あなたがショッピングモールの中にある「問い合わせカウンター」に行くと、

受付の人がこう尋ねますよね👇

「どの部署にご用ですか？」

そしてあなたが「商品の返品です」と言うと、

受付の人は「では、返品担当の係にご案内します」と案内してくれます。

💡 Railsでの動きに置き換えると…

つまり、

👉 ルーティングは「どのURLで、どの処理を呼び出すか」を決める場所！

📄 2. ルーティングの正体：

config/routes.rb

Railsのルーティング設定は、config/routes.rb というファイルに書かれています。

これは「URLの案内表」みたいなもの。

例えば、こんなコードがあるとします👇

Rails.application.routes.draw do
  get "hello", to: "home#index"
end

これは、

「ユーザーが /hello にアクセスしたら、HomeController の index アクションを呼び出す」

という意味です。

🧭 3. つまり、ルーティングは“URLの地図”

ルーティングがあることで、RailsはURLと処理を対応づけられます。

/posts → 投稿一覧を表示

/posts/new → 新しい投稿を作る画面

/posts/:id → 投稿の詳細ページ

このように、URLを入り口として、Rails内のどのコントローラ・アクションを動かすかを

ルーティングが“案内”してくれるのです📍

💬 4. ルーティングがないとどうなる？

もしルーティングがなかったら、Railsは

「そのURLがどの処理に対応しているのか分からない！」とエラーを出します🚨

ActionController::RoutingError (No route matches [GET] "/posts")

これは「受付に来たけど、担当がいません」と言われているようなもの。

つまり、ルーティングがなければ、ブラウザからのリクエストは迷子になってしまうのです。

🧩 5. ルーティングがやっている３つのこと

URLの定義
どんなURLを受け取るか（例：/posts, /users/:id）
HTTPメソッドとの対応
どんな操作（見る・作る・削除する）で呼ぶか（例：GET, POST, DELETE）
どのコントローラ・アクションを動かすか
　リクエストをどこに渡すか（例：PostsController#index）

たったこれだけで、RailsはURLを通じてアプリ全体を制御できます✨

🌐 6. ルーティングの実例（目で見て理解）

Rails.application.routes.draw do
  get "posts", to: "posts#index"
  get "posts/:id", to: "posts#show"
  post "posts", to: "posts#create"
end

この場合👇

💡 「どのURLで、どのアクションが動くか」さえ分かれば、Railsアプリの流れがぐっと理解しやすくなります。

🪄 7. resources という魔法の書き方（次項への予告）

でも…上みたいに1つずつ書くのは面倒ですよね？😅

そこでRailsには便利な“まとめ書き”があります。

それが、次項で学ぶ👇

resources :posts

これだけで上記のような7つのルート（index, show, new, create, edit, update, destroy）が

自動的に作られます！✨

✅ まとめ

💬 一言でまとめると：

ルーティングは「URLという住所を、正しい担当者（コントローラ）に案内する受付係」。

Railsアプリのすべてのリクエストは、まずこの“受付”を通るんだ☃️✨

1. 🚪 ルーティングって何？